腰痛・肩こり 解消グッズ【枕&ベッド】

腰痛・肩こりの原因と対処法の体験談をご紹介します

布団とベッドの違いとは?「起立性調節障害」と「不眠症」を克服した私の体験談

和式布団

【布団派】と【ベッド派】では、腰痛を常日頃から抱えている人にとって、かなりの違いがあるのではないでしょうか?

・・・と言うのも私自身、布団とベッドで睡眠時間や翌日の腰痛や体中の倦怠感が全く異なった事がありました。

私が人生で最初に腰痛や起立性調節障害を引き起こした原因は、布団に原因の一部があると思っています。元々私の実家は和式の古い家で、私の部屋は畳でしたので、最初から「布団で寝る事」と、幼少期から当たり前のように周囲の大人達からも言われていたため、布団で寝ていたのですが、翌朝になると腰痛を含めた体全体が痛みにさいなまれるのです。そこで、マットレスを布団の下に敷くと、その痛みが半分は取れるので、しばらくはこんなスタイルで睡眠時間を確保する事ができたように思います。

 

しかし、そんな補助的役割が数年続いても、根本的な解決法には至りませんでした。子供の頃はそんなに意識しなくても自然とどこででも眠る事ができるのですが、大人になる中間期は非常にデリケートな問題が多々発生しやすくなります。夢遊病や起立性調節障害、不眠症等の病気になる恐れもあるので、布団がイマイチ自分に合わないと感じている子供は、ベッドに変えてみる事をお勧めします。

 

睡眠時間がじゅうぶん取れず、ぼんやりとした日々。

私自身が、ベッドに変えて欲しいと親に要求しましたのも、このような腰や、肩、体全体の痛みがあり、体調が良くない日々が長い間続いた事が原因です。学校での授業中も頭の中にカスミがかかったような状態で、現実感がない状態で日常生活を送っていました。12歳位の頃だったと記憶しています。それからは、朝起きられなかったり、日中は睡眠時間が十分毎日取れていないので、始終ボンヤリとした自分が学校に居る訳です。今思えば、幽体離脱をした私の魂がその状態を空から眺めている感じと言う例えが適切かと思います。

 

そして、病院に行ってついた診断名は「起立性調節障害」と「不眠症」でした。

現代では起立性調節障害はよく知られた病名で、中学校・高校の養護教諭ならば確実に知識を得ている病気なのですが、当時はその病名すら珍しく「そんな病気、あるの?」と養護の先生に真顔で尋ねられた時には、さすがに「養護教諭だからと言って何もかも信用して任せてはいけない」と心に刻んだ事を今でも昨日の事のように思い出されます。

 

「子供でも不眠症なんてあるのね。」と、びっくりした母の一言も覚えているのですが、やはり母親という存在は子供をいつもサポートしていかなければならないと、私が親になる年齢になってみて強くそう感じています。家の母はキャリアウーマンで、顔を合わせても私に対する注意や小言以外はほとんど聞いた事がないくらいの仕事一筋人間でした。なので、十代の難しい年頃になった娘を見ても「元気そうじゃない」と思っていたらしいのです。私から言わせれば、「毎日、体調が思わしくなくても頑張って学校へ通っているし、勉強もそれなりに予習、復習もしているのに、何故それが元気そうなのか?」と疑問でたまりませんでした。とにかく、病院でそう診断された事で母も少しは娘が苦しんでいる事に気付いたのです。

 

それから少しでも睡眠を取る事ができるためにはどうすれば良いのかを話し合いました。

そこで、私は小さな子供の頃から「大草原の小さな家」という海外ドラマを熱心に毎日観ていた事により、「就寝時はベッドで眠る方が良い」という結論が12歳の段階ででき上がっていたのです。「ぜひ、ベッドを買って欲しい」と頼み、近所の大型家具のお店の扉を叩く事となりました。

 

ベッドを初めて選ぶ際に、店員の人にどんな物が良いのか訊いていましたが、「まず寝てみてください」と店員のお姉さんに促され、さっそく靴を脱いでフカフカのベッド硬めのベッドの2つに寝そべってみました。

 

「フカフカと、硬いのどっちにするの?」と結論は使用する本人の私にゆだねられました。その時私は「フカフカのベッドにする!」と、何のとまどいもなく答えたのですが、腰痛や体全体の痛みがある人は、ある程度硬めの方が良いらしいと言う事をそれから十年以上経って友人から教えてもらいました。

 

そのベッドはフカフカでしたが、敷布団の結構厚めの物を敷いて寝るようにしてみたところ、実に質の良い睡眠が取れるようになりました。

それに、ベッドは枕元にランプや小さな引き出しまでついていて、「まるでヨーロッパのお城に住むお姫様みたい!」と、大変嬉しかったのでした。しかし、12年間布団での純和式生活で過ごしてきた少女にとって、洋風式のベッドは慣れるまでに苦労する点がありました。それは「夜中に突然、畳に落ちて目が覚める」という実に痛い経験です。ある時は頭、肩、お尻等の全身を夜中に2度も落ちてとても痛くてベッドに対して多少腹立たしい気分にもなりはしたものの、「メアリーやローラだって落ちないでちゃんと朝まで上手に寝る事ができるのに、私も彼女達みたいに寝れるように頑張ろう!」と大草原のドラマが当時の私に与えた影響力というのは今思い起こしても凄い物があったのだと思います。

 

それからは、投薬治療で起立性調節障害と不眠症も完治する事が出来ました。

そして、ベッドに寝具を変える事により、私の腰痛を始めとした体全体の痛みや倦怠感も徐々に回復していったのです。ベッドはまず、すぐに腰掛けることができるのがメリットです。布団だと起床してから部屋の隅、または押し入れにたたんで押し込むといった重労働が朝から待ち受けています。夜になれば、また引っ張り出して整えてといった事も、ベッドならしなくても良い点が最大のメリットです。昔の日本人は、よく布団を畳に直に敷いて寝る事が出来たと感心するのですが、この下に物を置いたり、家に上がる時は必ず靴を脱がなければならないのも、こういった純和風の生活様式から成り立っていると考えられます。

 

よく、外国人がホームスティに日本人の家に上がる時間違えてシューズを脱がないまま上がって注意されたりする光景を見聞きして来ましたが、畳のある生活では玄関で泥を落として当たり前となり、その固定観念を覆す事は日本に住居を持つ日本人にとってはごく自然で当たり前の事なのでしょう。

 

私自身、どこか昔から西洋文化への強いあこがれがありましたので、ベッドに加えて、次に取り入れたものはいかにも外国風のデザインのキルト生地のクッションでした。何と、20代はクッション作りが趣味の一つと言える程、私のクッションへの思い入れは凄い物がありました。ハート、星、三日月等様々な形のクッションの周りをレースでぐるりと細かく針で縫って完成です。「店頭に出したらかなりの額で売れるのでは?」という位の自信がありました。中身は手芸屋さんで購入した綿のみです。しかし、よくあれだけの物が作れたと今でも自画自賛してしまう自分もいます。

 

そんな現在の私は、もちろんベッド派です。初めて購入したフカフカベッドではなく、ある程度の硬さがある物で、その上にマットレスを敷いて就寝しています。寝相は良くもなければ、悪くもないとは思っています。というのも、寝ている間は自分がどのような体勢で寝返りを一晩に何回打っているのかすら分からないためです。

 

低反発マットレスを以前は使用していましたが、夏場にカビが発生したため、ホームセンターの家具部門の店員さんに高反発の方が良いと提案されて、今では高反発のマットレスを使用しています。こちらの方が身体全体が浮く感じでベッドに沈む感覚がしないのが大きな特徴です。

自分に合った寝具を選ぶのは難しいですが、楽しいですよ。

 

スポンサーリンク